関ヶ原カントリークラブ(岐阜県)「民事再生法の適用を申請」

関ヶ原カントリークラブ(権利能力なき社団、岐阜県大垣市上石津町牧田95-18、代表加藤芳之理事長)は、11月29日に岐阜地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令及び監督命令を受けた。申請代理人は石井健弁護士(東京都千代田区丸の内3-3-1、東京丸の内法律事務所、03-3213-1095)。監督委員には毛利哲朗弁護士(岐阜県岐阜市端詰町55、毛利法律事務所)が選任されている。当社団は、1974年10月に岐阜県下の有力企業経営者らの協力の下、任意団体として開場したゴルフ場を運営。負債は約40億円(債権者は約1500名)。今回の民事再生法の適用申請はプレパッケージ型民事再生手続であり、スポンサーには正和商事㈱(岐阜県大垣市郭町2-25、代表森田裕三氏)が選定されている。今後はスポンサーが2022年中頃に設立する予定の新会社に事業を承継する予定。

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帝国データバンクより抜粋

高松グランドカントリークラブ(香川県) 民事再生、負債46億8000万円

高松グランドカントリー(株)(TDB企業コード:710079415、資本金9500万円、香川県木田郡三木町朝倉2227-3、代表豊永優氏ほか1名)は、11月24日に高松地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日弁済禁止の保全処分および監督命令を受けた。

申請代理人は、籠池宗平弁護士(香川県丸亀市塩飽町7-2県信ビル2階、籠池法律事務所、電話0877-23-2620)ほか。

当社は、1972年(昭和47年)3月に設立されたゴルフ場。県内唯一の私鉄運営業者である高松琴平電気鉄道(株)(TDB企業コード:710034020)の子会社として、地元有力企業の資本参加を得て設立され、74年10月に「高松グランドカントリークラブ」をオープンした。鹿庭コースと氷上コース合わせて県内では唯一の36ホールのゴルフ場として、讃岐百景のひとつである「嶽山」を中心とした広大な丘陵地帯に位置することで小豆島や屋島なども一望でき、プレーとともに自然の景観も楽しめるコースとして知名度は高く、県外からの来場者も多かったことで99年11月期には年収入高約8億6800万円を計上していた。

しかし、90年代以降は長引く景気の低迷によるゴルフ人口の減少を背景に業容の縮小が続くなか、2004年には台風によって鹿庭コースが陥没などの甚大な被害を受け、大幅な欠損計上により財務面は債務超過の状態が続いていた。そのため、平日のプレー代を低価格に設定するほか、インターネット予約、ポイント制導入、個人記名会員制の導入などで業況の回復に努めていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で利用客が減少したことや、クラブハウス内のレストランを一時期閉鎖していたこともあり、2020年11月期の年収入高は5億円を割り込んでいた。この間、預託金の償還資金の不足に対してグループ会社の支援や期限の延長などで対応してきたが、償還の目処が立たないことで、民事再生手続きによる再建を目指すこととなった。

負債は約46億8000万円。 なお、ゴルフ場の営業は継続中。

※帝国データバンクの記事より抜粋

ソフトバンクG系フォートレスがゴルフ場のアコーディアを買収

米投資ファンドのソフトバンクG系フォートレス・インベストメント・グループは、国内ゴルフ場最大手のアコーディア・ゴルフ・グループを4000億円規模で買収する方針を固めたと、日経新聞電子版が16日報じた。