米投資ファンドのソフトバンクG系フォートレス・インベストメント・グループは、国内ゴルフ場最大手のアコーディア・ゴルフ・グループを4000億円規模で買収する方針を固めたと、日経新聞電子版が16日報じた。
同紙によると、フォートレスは全国でホテルを運営しており、ホテルとゴルフ場との相互送客などを進め、企業価値のさらなる向上を目指す。アコーディアと、グループ会社のネクスト・ゴルフ・マネジメントの持ち株会社を買収する。売り主はアジア拠点の投資ファンド、MBKパートナーズ。
ウェブサイトによると、アコーディアが運営するゴルフ場は132(8月時点)、ネクスト・ゴルフは37と、合計すると国内最多を誇る。
アコーディアの前身は1981年の創業で一時期、米ゴールドマン・サックスの出資を受けていた。MBKは2017年に、東証1部に上場していたアコーディアを株式公開買い付け(TOB)で完全子会社化した。非上場化した上でゴルフ場の新規取得や運営クオリティーの向上などを目指すとしていた。
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